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作業をはじめる

これまでの説明でアプリのセットアップが完了しました。次はモードを選択して実際に作業します。

作業画面

キャプチャーモジュールでワークが検出された後の画面について説明します。

  1. 選択されたモードの名前。
  2. 1枚目の画像から検出・特定された主ラベルの情報。
  3. 1枚目または追加の画像から検出された副ラベルの情報。複数検出された場合は件数が表示され、ラベルをクリックして正しいものを選択します。
  4. 画像とシンボルの情報。必要に応じて追加撮像や撮り直し、または画像を破棄します。破棄した場合はその画像から検出された副ラベルの情報も破棄されます。1枚目画像の破棄はできません。追加撮像と撮り直しはワークをセットしてからボタンを押下します。シンボル表示・非表示はボタンで切り替えることができます。バージョン 1.1 以降、シンボルを選択してタグ (後掲) に追加することができます。
  5. 任意の文字情報 (タグ) を追加します。
  6. 作業中の内容を全て破棄してキャンセルします。
  7. 登録を試行します。データ保管モジュールで内容が検証され、問題がなければ保存されます。
  8. 前のページに戻ります。

動作フロー

モード動作中、内部でどのような処理をしているのかについてその概要を示します。

  1. キャプチャーモジュールで1枚目画像とシンボルを収集し、データ保管モジュールが主ラベルを検出して1 つ特定できるまで繰り返します。
  2. モードの設定内容 に応じ、副ラベルの検出を試行します。
  3. 作業画面 が表示されます。ここで自動登録が ON 且つ副ラベルが複数検出されていない場合、以降の操作をする前に自動で登録が試行されます。
  4. 副ラベルが複数検出された場合は、ユーザーがその中から 1 つ特定します。
  5. 必要に応じて撮り直し・追加撮像・文字情報追加などを行い、保存ボタンで登録を試行します。

概略図

上記のフローを図にしたものを次に示します。この図は、アプリの '状態' と '遷移タイミング に主眼を置いたものになっています。また、全体の流れを把握する上で重要ではない内容は一部省略しています。

stateDiagram-v2

    state "1枚目撮像&主ラベル特定待ち" as primary
    state is2ndSymbolRequired <<choice>>
    state "登録待ち" as userOp
    state 副ラベル特定待ち  {
        direction LR
        [*] --> (省略)
        (省略) --> [*]
    }
    state "登録完了" as registered

    [*]-->primary
    primary --> is2ndSymbolRequired: 主ラベル特定
    is2ndSymbolRequired --> 副ラベル特定待ち: 副ラベル必要
    is2ndSymbolRequired --> userOp: 副ラベル不要
    副ラベル特定待ち --> userOp: 副ラベル特定
    userOp --> registered: 登録ボタンまたは自動登録ON
    registered --> [*]

    note right of userOp
    撮り直し・追加撮像・文字情報追加 等
    end note